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2021/05/17 - インフォメーション (記事ID:19)
Dr.みやちの人生に効く処方箋 (8) 認知症でも自分らしく過ごせる街へ(1)
1970年に310人だった100歳以上の人口は、2020年にはなんと80450人となりました。掛川市だけでも約60名もいらっしゃいます。
加齢と切り離すことができないのが認知症です。
認知症は、「脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態」です。
2020年には全国で600万人が認知症とされ、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると予測されます。(図参照)
認知症は誰でもなりうることから、認知症への理解を深め、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる社会を創っていくことが重要となります。
静岡県民には嬉しいことに、緑茶に含まれるカテキンは、認知症の大部分を占めるアルツハイマー型認知症の原因と考えられているアミロイドβたんぱくやタウたんぱくの凝集を抑制し、その毒性を弱めることが報告されています。
このコラムでも認知症について触れていきたいと思いますので、緑茶を飲みながら読んでもらえると嬉しいです。