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2020/10/15 - 本部 (記事ID:14)
Dr.みやちの人生に効く処方箋 (3)大丈夫!?貯金よりも大切な貯筋
■大丈夫!?貯金よりも大切な貯筋■
最期まで自分らしく過ごすために筋肉はとっても大切なのです。
25歳あたりをピークに減り始める筋肉量。
訪問する在宅高齢患者さんの実に7割がサルコペニアと呼ばれる筋肉量が減少し身体機能に支障のある状態となっています。
筋肉量が少なくなると寝たきりになりやすいだけでなく、高齢者の緊急入院の約半分を占める肺炎や骨折の原因にもなります。
ふくろはぎの一番太い場所を親指と人差し指の輪っかで囲んだ時に隙間ができる方は要注意です。
※左イラスト参照
年を重ねてから筋量を増やすのは非常に大変です。
そのため若いうちから筋量が減らないようにする貯筋活動が大切になってきます。
サルコペニア(筋量減少)予防には運動とタンパク質の摂取が重要になります。
持病にもよりますが、65歳以上の方は体重あたり1g(60kgの方は60g)以上のタンパク質を摂取することが推奨されています。
自分が食べているものにどれくらいのタンパク質が含まれているのかを気にすることから始める貯筋生活はいかがでしょうか?